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このページは 2008年 01月 06日 18時16分21秒に更新されました。
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将来とは?

私事で恐縮だが,記者はこの4月で記者生活丸8年を迎えた。自分では全くその気はないのだが,経験年数だけで言えば中堅クラスである。
最近,ふと3年後の自分をイメージしてみた。いったいどんな記者になっているのか。そもそも自分の専門性は何なのか。改めて自問すると,なかなか答えが見つからない。
なぜこんな疑問が浮かんだかと言えば,日経ITプロフェッショナル5月号の特集の取材がきっかけだ。特集のテーマはITエンジニアのキャリアパス。自分の専門性を磨きながらキャリアを形成するための指針や,目指すべき職種像を探った。この特集の取材を重ねた結果,自身の行く末を大いに考えさせられたのである。
本欄の読者の方々にとっても,将来への不安は同様ではないか。次から次へと登場する新技術,基盤技術や基本的なスキルを獲得できる新規の大型開発案件の減少,成果主義の名の下に賃金抑制を強いる人事制度・・・。厳しさを増すIT業界にあって,「将来に不安を抱くな」という方がムリというものだろう。
あるシステム・インテグレータに勤める記者の友人も,こう漏らしていた。「30代後半の先輩は,だいたいプロジェクト・マネージャをやっている。たぶん自分もそうなるだろう。でも,今の開発現場の仕事には,やりがいを感じているし,自分にマネジメント職が務まるとは思えない」。プロマネが重要な職種であることは,言うまでもない。問題は望むと望まざるとにかかわらず,ある年齢になると画一的にプロジェクト・マネージャとしての役割,能力が求められるケースが多いことだ。
「自分の望む仕事に就き,生き生きと働く」――ビジネス・パーソンとしての理想である。でも,それを実現できている人はごく少数だ。「こんなはずじゃない」「いつまでこの仕事が続くんだ」と心をくすぶらせながら働いている人がほとんどじゃないだろうか。
困ったことに,キャリア設計には「こうすればうまくいく」という方程式が存在しない。記者は,特集を執筆するにあたって,キャリア設計に関するいろいろな本を読んだり,多くのベテラン・エンジニアに話を聞いてみた。そこで知ったのは「キャリア設計に正解なんてない」ということだった。
例えば,ある人は「自分が好きなことをやれ」と言う。「好きなことをやらないと後で後悔するぞ」と言われるとたいていの人は焦ってしまう。でもその一方で,「本当に好きなことを仕事にするべきではない」という人もいる。仕事とは,そもそも生きる糧を得るためのものであって,つらくて当たり前なのだという。そう割り切れたら楽になるかもしれない。最初はつらくて仕方がない仕事でも,うまくできるようになるとだんだん面白くなってくるというケースはよくある。逆に,本当に好きなことを仕事にして,うまく行かなかったら,つらさは倍増してしまうかも知れない。
また,5年後,10年後のキャリアの目標を立てろという声もよく聞いた。目標をしっかりと定めて,それを実現するための計画を立てなければキャリアは開けないというわけだ。だが逆に,「目標なんて立てずに,目の前のことを一生懸命やり続けていれば,キャリアは開ける」という意見もある。無責任な言い方かもしれないが,キャリア設計は自分の力だけではどうにもならない部分があると思う。社会人になった際に,技術力一本で勝負すると心に誓ったITエンジニアが,社内ローテーションによって,いつの間にか人事のプロになっていたというケースもある。
キャリア設計に正解はない。だが,これだけは確実に言えることがある。遅かれ早かれ,ITエンジニアには,自分のキャリアを見つめなおさなければならない時期が必ずやってくる。どんなに毎日が忙しくて,目の前の仕事をこなすことで精一杯でも,「自分は何をしたいのか,何をすべきなのか」と自問してみなければならない。
特集記事では,自分の将来像が見えないITエンジニアに向けて,キャリア設計のヒントとして,今後,市場で価値が高まるであろう職種を提示した。高い市場価値を持つ職種に進路をとることは,キャリア設計の考え方として極めて有力だと考えたのだ。
市場価値が高まる職種の代表例が,顧客のシステム戦略に基づくソリューションの枠組み策定,システムの実現方式の設計などを行うアーキテクトである。日本のIT業界でアーキテクトが職種として認知され始めたのは,全体最適の視点から業務やシステムを構築するEA(エンタープライズ・アーキテクチャ)が注目され始めた2001年ごろからだ。さらにITスキル標準(ITSS)にアーキテクトが定義されたことで,知名度がより高まった。
「業務やシステム全体を率いるアーキテクトもいいけど,自分は特定の技術分野のスキルや知識を突き詰めたスペシャリストになりたい」。こう考える読者も多いだろう。従来,専門分野に特化した技術を極めたスペシャリストは,その技術力が評価される一方で,「管理職への道を歩めなかった人」というイメージもつきまとっていた。だが,システムを構成する要素技術が複雑化,高度化していくにつれて,スペシャリスト型人材も今や立派なキャリアのゴールになった。もちろん,従来から多くのITエンジニアが目標としていたプロジェクト・マネージャやコンサルタントも,目指すべき主要な職種であり続ける。
特集の取材を通じてITエンジニアを取り巻く厳しい現状とともに,ITエンジニアに対する「エール」も数多く耳にした。「ITのスキルと知識を駆使して顧客のビジネス課題を解決するITエンジニアは,今やビジネスの変革をリードする原動力だ。ITエンジニアは,自分の仕事にもっと誇りを持っていい」(ユーザーとベンダーの双方にコンサルティングを提供している,札幌スパークルの桑原里恵システム コーディネーター)
ビジネスのイノベーションを起こす原動力──。なんともやりがいのある仕事ではないか。結局は,「自分は世の中の役に立っている」と思えることが一番大切なのだろう。IT Pro読者の皆さん,仕事への誇りと,元気を持っていきましょう。
「コミュニティ活動がスキルを伸ばす」――オープンソースカンファレンス2005より (2005/03/27)

[ 40] みんな将来に悩んでる:ITpro
[引用サイト]  http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20050509/160473/

 

ITサービス会社は今、技術者不足に悩んでいる。業界自体が若者に不人気で、プログラマ、SEを志す人も減りつつあるという。それはそれで大きな問題なのだが、あくまでも現象論。少し考えてみてほしい。このままでは、ITサービス業の産業構造、ビジネスモデルは人材面の問題から間違いなく崩壊する。これは論理的必然である。
多くの人がもう忘れ始めているが、ほんの2〜3年前にはITサービス業界では技術者が余っていた。優秀な技術者はその頃でも足らなかったという議論があるが、総体としてはやはり過剰だった。多くのITサービス会社が危ない案件の安値受注に走ったのも、技術者の稼働率を維持するためだった。下請け会社が容赦ない料金引き下げ要求にさらされたのも、その頃だ。
もともとITサービス業界はその黎明期から、慢性的な技術者不足が続いていた。ITサービス市場は景気変動の影響をほとんど受けず、基本的には右上がり。人さえ手当できれば、仕事はいくらでもあった。ユーザー企業はIT投資を聖域としており、新技術、新製品などサプライサイドの都合であっても、IT投資を行ってくれた。とにかく技術者が足りない。ある意味、幸せな時代が長く続いた。
ところが今や、「ERPで経営改革」といった無内容なスローガンのメッキがはがれ、ITの“神通力”は失われた。IT投資は聖域から追い出され、他の投資と同じ、もしくは優先順位の低い投資へと転落してしまった。そうなるとITサービス市場は、景気変動の影響をモロに受けるようになる。ここ数年のITサービス業のスランプは、まさにそういった事態だった。そして日本の景気が完全回復した最近になって、遅まきながらIT市場も復調したわけだ。
だから、ITサービス市場は今後、日本国内の景気に連動して拡大したり、縮小したりすると考えた方がよい。技術者もそれに合わせて足らなくなったり、余ったりする。そうすると、ITサービス業のビジネスのカタチは、表面的にはますます建設業に似てくる。建設業では、景気変動に対する“安全弁”として多重下請け構造が機能する。景気が良ければ末端の事業者や労働者の数が増え、不況になればその数が減る。
では、ITサービス業も好むと好まざるにかかわらず、建設業のようになるかというと、そうはいかない。ソフト技術者は、多重下請け構造の底辺にいる人でも技術者であって、単純労働に従事しているわけではないからだ。技術者になるためには、本人や雇用している企業がそれなりのお金や時間を投資する必要がある。仕事がいっぱいあるからといって、どこからか技術者をかき集めてこられるわけもないのだ。
つまり、ITサービス業界の多重下請け構造は、市場の右上がりの成長が前提で、多少の変動を吸収するぐらいしかできない。建設業のように景気変動に“柔軟”に対応できるような代物ではないのだ。そうすると、ITサービス業のこうした産業構造はもはや維持できないということになる。ただでさえ新3Kなどと言われてイメージが悪いのに、不況期に失業するリスクも高くなるのであれば、ITサービス業界に就職しようという酔狂な人もいなくなってしまうだろう。
だから、人月商売、多重下請け構造を維持し続けるのは、もはや絶対に不可能である。そして現状では、ITサービス業界に優秀な人材を集めることなども、夢のまた夢だ。やはり個々のITサービス会社が新たなビジネスモデルを作り出し、ITサービス業界から“決別”していくしかない。今の好況期がおそらく、そのための最後のチャンスだろう。
「IT業界の最新の話題、ニュースを独自の視点で切る」ことを目標に、東葛人(とうかつじん)がブログを立ち上げたのは2004年6月のことです。以来、ブログサーバーの2度の移転を経つつ、特にITサービス業の課題・問題点をウォッチし続けてきました。ユーザーの視点ではなく、“供給側の論理”と独断で、話題やニュースを騒がしく語ります。

[ 41] ITサービス業の産業構造は近い将来、間違いなく崩壊する:東葛人的視点:ITpro
[引用サイト]  http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20060908/247514/

 

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